みんな生きてる内にちゃんとバラしてから死のうぜ
2009年11月23日 TCG全般 コメント (1) マジックでの、リソース論とかアドバンテージ論は、国内だと13年前代々木マックでかなり詰められてた…らしい。自分がマジックを始めた頃には、既に代々木マックはマジック禁止だったので伝聞でしか自分は聞いてないんで。(そこらへんの古参から、一度理論の講習を受けた事があるんだが、理解し切れなかった) 世代も一回りして、そういう「理論」を体系立てて、しかも明文化して語れる人はもう現役世代ではごく一部な気がする。(上位プレイヤーで感覚的に理解してる人は少なからず居る。友人とのダベり程度での明文化が出来てる人はその中の2割くらい、恐らく)
ちなみに自分が受講して理解出来なかったものの一つが「60枚のパーミションデッキに《友なる石/Fellwar Stone》を0~4枚入れるとするならば、何枚入れるのがマナサポートとして一番良いか?」という命題の回答。これを経験則とか勘ではなく、確率論とアドバンテージ論で理論を構築した上で「こういう理由で、X枚が一番望ましい」と書き切れる人が居たら読ませて下さい。つか、Blogに書いたら確実にPrivateSquareに取り上げられるかと。
古参に言われて目鱗だったのがテンペスト時代。「基本土地入れるより《~大メダル/~ Medallion》入れるほうが良いデッキって殆ど無いですよ」 これについてはその頃の時代背景も理解しないと意味分からないと思うけど、あえて省略。
自分が理解してる範疇で、若手プレイヤーに聞くと口篭るレベルの話だと、土地枚数。
構築で土地枚数を聞いたら23~25枚、リミテッドなら? と聞いたら「環境による。16でも良い環境もあったし。ゼンディカーだと上陸あるから18」と答える。
「では、なんで土地は全体の4割入れるのが基本なの?」「土地事故対策でしょ」「本当に?」 実際のところ、デッキに4割だと大抵のデッキで3回に1回は土地事故起こす筈なんですけどね。
計算できる人、Xターン目にはY枚の土地が引けているだろうという「期待値」と、Xターン目にY枚(以上)の土地を引けている「確率」を計算してみるとちょっと面白いですよ。「1ターン目に1枚目、2ターン目に2枚目、最終的にXターン目に全部でY枚土地が置ければ回るデッキなので、【期待値】的にはz枚だけど【確率】的にzz枚。その理由は…」まで書き切れる人が居たら読ませて下さい。つか、Blogに書いたら確実にPrivateSqu(以下略)。
フェッチランドの圧縮効率についても、土地不足側だけで計算するんじゃなくて。土地過剰側でも計算してみると面白かった筈。 マジック最強クリーチャーは《スクリブ・スプライト/Scryb Sprites》理論とか正しいスライ・ギーバデッキの作り方とかも真面目に考えると震えるくらい奥が深いし。
自分がもう歳だし、知ってる奴らは辞めてるの多いし辞めてない奴はめんどくさがりばかりだし、あとは若い現役が昔の理論を掘り起してくれれば、自分は読み返すだけで済むから楽なんだけどねぇ。
# 今日のタイトルの元ネタは遠藤雅伸氏の発言。ゼビウスの世界観について、当時の遠藤氏の発言は、殆ど後付けの神話作りだそうな。「パックマンのキャラクターは食いかけのピザの形から、とかも嘘っぱちなんだから」「ゲームデザイナーのみんなは生きてる内にちゃんとバラしてから死のうぜ」 格好良い事言うなぁ。
ちなみに自分が受講して理解出来なかったものの一つが「60枚のパーミションデッキに《友なる石/Fellwar Stone》を0~4枚入れるとするならば、何枚入れるのがマナサポートとして一番良いか?」という命題の回答。これを経験則とか勘ではなく、確率論とアドバンテージ論で理論を構築した上で「こういう理由で、X枚が一番望ましい」と書き切れる人が居たら読ませて下さい。つか、Blogに書いたら確実にPrivateSquareに取り上げられるかと。
古参に言われて目鱗だったのがテンペスト時代。「基本土地入れるより《~大メダル/~ Medallion》入れるほうが良いデッキって殆ど無いですよ」 これについてはその頃の時代背景も理解しないと意味分からないと思うけど、あえて省略。
自分が理解してる範疇で、若手プレイヤーに聞くと口篭るレベルの話だと、土地枚数。
構築で土地枚数を聞いたら23~25枚、リミテッドなら? と聞いたら「環境による。16でも良い環境もあったし。ゼンディカーだと上陸あるから18」と答える。
「では、なんで土地は全体の4割入れるのが基本なの?」「土地事故対策でしょ」「本当に?」 実際のところ、デッキに4割だと大抵のデッキで3回に1回は土地事故起こす筈なんですけどね。
計算できる人、Xターン目にはY枚の土地が引けているだろうという「期待値」と、Xターン目にY枚(以上)の土地を引けている「確率」を計算してみるとちょっと面白いですよ。「1ターン目に1枚目、2ターン目に2枚目、最終的にXターン目に全部でY枚土地が置ければ回るデッキなので、【期待値】的にはz枚だけど【確率】的にzz枚。その理由は…」まで書き切れる人が居たら読ませて下さい。つか、Blogに書いたら確実にPrivateSqu(以下略)。
フェッチランドの圧縮効率についても、土地不足側だけで計算するんじゃなくて。土地過剰側でも計算してみると面白かった筈。 マジック最強クリーチャーは《スクリブ・スプライト/Scryb Sprites》理論とか正しいスライ・ギーバデッキの作り方とかも真面目に考えると震えるくらい奥が深いし。
自分がもう歳だし、知ってる奴らは辞めてるの多いし辞めてない奴はめんどくさがりばかりだし、あとは若い現役が昔の理論を掘り起してくれれば、自分は読み返すだけで済むから楽なんだけどねぇ。
# 今日のタイトルの元ネタは遠藤雅伸氏の発言。ゼビウスの世界観について、当時の遠藤氏の発言は、殆ど後付けの神話作りだそうな。「パックマンのキャラクターは食いかけのピザの形から、とかも嘘っぱちなんだから」「ゲームデザイナーのみんなは生きてる内にちゃんとバラしてから死のうぜ」 格好良い事言うなぁ。
コメント
マジックのプレイヤーとして生きてる内に
なにかちゃんとバラして死んでいけるといいですかねえ…
もう現状すら把握できないほど疎くなってしまったわけですが…